【お疲れの家族へ】国際薬膳師が作る元気を補うメニュー「鰻と冬瓜の補気レスキュー餡掛け」

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こんにちは、国際薬膳師・薬剤師のisaです。
今回はのメニューは、夫の仕事が忙しすぎて疲れがピーク…なにか元気になるメニューを!とリクエストがあったので、そんなハードワークなカラダに元気をガツンと補給する、「補気・夏バテにピッタリ!」なメニューをご紹介します。

♦中医学の視点

・中医学では、過労やストレスでエネルギーが消耗した状態を「気虚(ききょ)」と呼びます。

・鰻:気と血を同時に力強く補い(補気補血)、五臓(肝や脾、腎)を元気にして、体の奥底から活力を引っ張り出してくれるスタミナ食材。

・冬瓜:夏の強い紫外線や暑さで体の内にこもった余分な熱を冷まし、利尿作用によって体内に蓄積された水(湿)を排泄する(清熱利水:せいねつりすい)働きをします。また暑熱による口渇にも。

・みかんの皮(陳皮):補益(ほえき)によって気の巡り・血の流れを停滞させることもあるので理気類を加えることで、補給した元気をのびのびと体に循環させます。

♦西洋医学の視点

肉体疲労や精神的ストレスが重なると、自律神経のバランスが乱れ、消化液の分泌が低下して食欲不振や栄養不足の悪循環に陥りやすくなります。

・ビタミンB群のエネルギー代謝:鰻に豊富に含まれる「ビタミンB1」は、糖質を効率よくエネルギー(元気)に変えるために不可欠な疲労回復の主役成分です。さらに粘膜や免疫を保護する「ビタミンA」や、代謝を助ける「亜鉛」も豊富に含まれています。

・冬瓜に含まれているカリウムによって、体内の余分な水分や塩分を排出し、むくみやだるさを解消します。


それでは、疲れた体を労わる「鰻と冬瓜の陳皮餡掛け」の作り方をご紹介します。

【材料(4人分)】
・鰻の蒲焼(市販のもの):90~100g(1匹分)…補気(ほき)
・冬瓜:100g(種を除いた状態で)…清熱利水(せいねつりすい)
・陳皮(みかんの皮):10g…調気健脾(ちょうきけんぴ)
・出汁:水400ml、鰹節10g(出汁パックでもOK)…補気
・みりん:大さじ2
・薄口醤油:大さじ1
・塩:小さじ1/2
・片栗粉(とろみ用):適量   三つ葉:適量


【作り方】

①冬瓜の皮をむいて種をとり、食べやすい大きさに切る。鍋に水を入れ中火にかけ沸騰したら鰹節(出汁パック)を入れ出汁を取る。出汁がとれたら火を止め濾して再び火にかけそこに冬瓜もいれて柔らかくなるまでコトコト煮る。

②冬瓜を煮ている間に鰻を食べやすい大きさに切る。アルミホイルにのせオーブントースターで3分くらい軽く焼く。陳皮(みかんの皮)を細切りにしておく。

③冬瓜が煮えたらみりん、薄口醤油、塩、陳皮(みかんの皮)を加え、中火にしてさっとひと煮立ちする。いったん火を止め冬瓜を器に取り出して盛っておく。

④冬瓜を取り出したあと、お汁に片栗粉(とろみ用)を少量の水で溶かし回し入れよく混ぜ、再び火を入れとろみをつける。

⑤器に盛った冬瓜に軽く焼いた鰻をのせ、その上から④の餡掛けをかける。三つ葉を乗せて完成!お好みで鰻にワサビを乗せてもおいしいですよ。

科学的にも鰻のスタミナ成分と冬瓜の水分代謝サポート、さらに餡掛けにすることで脾胃に負担をかけず、疲れた体に最も効率よく行き渡る夏バテにもピッタリなメニューです。とても品の良いお味で美味しくいただけますよ。ぜひ作ってみてください。

※本記事は一般的な薬膳・食事療法をベースとした情報であり、特定の疾患の治療や疲労回復を保証するものではありません。体質や症状には個人差があります。過労による体調不良が重い場合、また長く続く場合は、決して無理をせず専門医の受診をお勧めします。

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