
こんにちは、国際薬膳師・薬剤師のisaです。
前回の「黒豆の袪湿ポタージュ」の記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました!
さて、そろそろ梅雨本番。我が家では子供たちが運動会や体育大会を全力で頑張ってくれたのですが、その疲れと梅雨の寒暖差が重なって、ついに「あれ?…鼻水が出始めた…。しかも一人は微熱あり。マジかー…ハァ」と風邪の初期症状が出始めてしまいました。(このハァに込められている思い!他の兄弟姉妹にうつさず症状をここで食い止めるかがいかに重要ミッションか!もちろん自分自身の体調も万全に母は絶対にダウンしてなるものか!)と気合を入れました。
そこで今回は、前回のデトックススープに続き、風邪の引き始めに家族で飲みたい「長葱と生姜のぽかぽかスープ」をご紹介します!
ここで食い止めるために、今回は薬膳の知恵と西洋医学(薬剤師)のダブルの視点から、最強の組み合わせを選びました。それが「長葱」と「生姜」です。
♦中医学(薬膳)の視点
食薬学では、長葱の白い部分(葱白:そうはく)や生姜(生姜:しょうきょう)は、体に侵入した「寒邪:冷えの邪気」を発汗させて外に追い出す(辛温解表:しんおんげひょう)トップバッターとしてよく使います。ゾクゾクする寒気や発熱、今回のような透明な鼻水の出始めなどの「風邪の初期症状」を追い払うのにぴったりなんです。
♦西洋医学(薬剤師)の視点
栄養学的に見ても、長葱の白い部分に含まれる「アリシン」には強い殺菌作用があります。さらに生姜の「ジンゲロール」という成分が血行を良くして体温を上げ、体本来の免疫力をしっかりサポートしてくれます。また風邪の引き始めによく服用される葛根湯を食前にとっても良いと思いますよ。ただうちの子は葛根湯が不味くて飲もうとしない子なので、この「長葱と生姜のぽかぽかスープ」の出番なのです!
それでは、我が家で風邪の引き始めに大活躍するスープの作り方をご紹介します。
【材料(5~6人分)】
・長葱:60g(大体青い部分を除いた白い部分一本分)(辛温解表)
・生姜:60g(今の時期は新生姜をぜひ使ってください!)(辛温解表)
・手羽元:250g(4本くらい。出汁をとるので骨付きで)(補気)
・水:800ml
・酒:大さじ1 塩:小さじ1と1/2 醤油:小さじ1
【作り方】
1.鍋に水と酒と手羽元を入れ火にかけ、沸騰したら弱火にしてアクを丁寧に取ります。弱火にしてコトコト30分から40分そのまま煮てチキンの出汁をじっくり出します。

2.チキンを煮込んでいる間に生姜(今の時期は新生姜!)を洗い皮ごと千切り、長葱も縦半分に切って斜め切りにしておく。

3.チキンの出汁がしっかり出たらチキンを鍋から取り出してほねを除いて身は細切りにする。しっかりチキンの出汁のでたスープに細切りにしたチキンと2の長葱と生姜を加える。塩と醤油を加え、好みで胡椒少々。味が薄いようなら塩を足して味を整える。

4.長葱と生姜のぽかぽかスープの完成!

自然な美味しさがギュッと詰まったスープです。ぜひ作ってみてください。残ったら次の日の朝ご飯にスープをかけてスープご飯にしても美味しいですよ。


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